屋上緑化とは?導入された背景や効果を知ろう!

屋上緑化が導入された背景とは?

屋上緑化とは、オフィスビルや一般住宅の屋上に、植物を設置することです。東京都では、2000年に1,000平方メートルを超える建物や250平方メートル以上の公共施設を建てる時には、屋上緑化の導入を指導してきました。そして、2001年以降は自然保護条例の改正によって、義務化されたのです。この影響を受け、他の都道府県でも屋上緑化を導入し始めています。また、屋上緑化に関する助成制度もあります。

屋上緑化の効果1「省エネ効果」

屋上緑化にすることで、夏場の温度上昇を抑える効果があります。一方、冬場は保温作用があり、室内に冷気を取り込みにくいです。この効果によって、室内の温度調整もしやすくなります。冷房や暖房を使用する頻度や程度が減ると、省エネ効果が期待できるのです。

屋上緑化の効果2「環境問題への貢献」

都市部の気温が高くなることをヒートアイランド現象といいます。ヒートアイランド現象は環境問題の一つで、緑地の減少や排気ガスの増加・風通しの悪さなどが原因です。屋上緑化を導入すると、植物の遮熱効果や蒸散作用によって、気温の上昇を抑えられるとされています。よって、環境問題へ貢献できるのです。

屋上緑化の効果3「建物の保護」

ヒートアイランド現象や地球温暖化は、異常気象とも関係しています。ゲリラ豪雨が起きた場合、屋上緑化になっていると、雨水が流れるのを遅延させられるでしょう。防水層が劣化するのを緩和でき、建物の保護に繋がるのです。また、屋上の床や外壁に酸性雨や紫外線が直接当たると、劣化しやすくなります。屋上緑化によって、酸性雨や紫外線からの被害を抑えることもできるのです。

屋上緑化は工事などに使うための一定の費用が必要となりますが、市などの自治体から費用を軽減するための援助金を貰える場合があります。自治体によって援助の内容や条件が違うので、事前に確認することも大切です。